新耳袋とは?What’s a Shinmimibukuro?

おすすめの怖い本

怪談界に衝撃を与えた新耳袋。怪談と言ったらこれ!というように金字塔のような新耳袋とは?
初めてこの本に出合った時の衝撃と、新たな手法での切り口にその時の怪談界は騒然としたんだとか。
新耳袋って何?なんて読むの?由来についてもご紹介します。

1.新耳袋とは?What’s the Shinmimibukuro?

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今まで数々の怖い話や不思議な話を見たり、聞いたりしたけれど…
「どれも似たような話で怖くない」
「怖がりだけど、楽しめる怖い話も見たい」
「一冊でたくさんの怖い話を読みたい」など、怖い話について満足されていない方はいらっしゃいませんか?

新耳袋は現代に起こった怖い話・不思議な話=怪異を99個集めた本です。

収録されている話はどれも著者の「木原浩勝」氏、「中山市郎」氏が実際に体験者に取材をされた「実話の怖い話」です。

99話もあるため、始まりから終わりまで事細かく書かれた長い話ではないので、一番短い話を読むのに一分もかからないほど、簡潔に書かれています。

なので、怖い話は好きだけど、本を読むのは苦手という方にもおすすめですよ。

2.新耳袋の魅力とは?

新耳袋の魅力とは、何といってもこれまでの怪談本の常識を覆すような形式です。
話の大半が本当に誰かから怖い話を聞かされているような口調で書かれています。
著者が実際に体験者に取材をしたままの話が書かれているので、一般的な怖い話にありそうな推理的な考察や、怖がらせようとするような表現がありません。
また、体験者の殆どの方が皆さんと同じ一般人の方です。
そのため、話の内容も結果として「??」という感じで終わるような話もあります。
しかし、余りにも身近な場所で起きている出来事のため、自分にも同じようなことが起きるのではないかという恐怖感や不安を抱かせてくれます。

本の見た目もとても特徴的です。
最近は単行本で見ることが少なくなりましたが、単行本は各巻鮮やかな色で塗りつぶされています。
ただ塗りつぶされているだけではなく、そのカバーには劇中の文字が印字されており、ちょっと不気味さを感じさせてくれます。(管理人はお経が印字されていると思いました)
そのカバーを剥くと、本の表と裏に写真が印刷されているのですが、それは本の中に関連した写真になっており、中にはオカルト好きにはたまらない心霊写真もありますよ!

3.新耳袋の逸話?

下記にも書いているのですが、この「新耳袋」は1990年に扶桑社より『新・耳・袋 – あなたの隣の怖い話』として出版されたものの新装版として出版されました。

当時の『新・耳・袋 – あなたの隣の怖い話』は実際に100話の話が収録されていましたが、諸事用により内容を変えることなく99話で収録されていると第一夜の「付記」にて記載されています。

付記

―旧版では百物語という体裁をとって出版したが、本版からは諸般の事情により、内容を変えることなく総話数九十九話としてまとめた。

(現代百物語 新耳袋 第一夜 著者 木原浩勝+中山市郎 株式会社メディアファクトリー

p310「付記」より抜粋)

各巻の新耳袋のまえがきにもあるように、 昔から百物語を語ると必ず不吉なことが起こるというのは皆さんもご存知ですよね?

著者の身にもその怪異は起こり、取材したあるテープだけがなくなったり、そのテープを聞いてファイルに保存しても、ファイルが使用不可能となっていたり、挙句の果てには第一稿を書き上げた途端に、部屋の中で女の人のものすごい絶叫が聞こえたと言います。

また、前回の『新・耳・袋 – あなたの隣の怖い話』は実際に100話収録されていたため、心霊体験を体験したという方のクレームが多く殺到したらしく、新装版では99話となったという噂もあります。

しかし、新装版「新耳袋」でも99話を一夜で読み終わると必ず怪異が起こるという噂があり、多くの方が体験されているようです。

霊感ゼロの管理人ですが、怖がりなので一度も一夜完読したことがありません(笑)

勇気のある方はぜひ試してみてくださいね!

4.新耳袋の詳細について教えて!

まず、「新耳袋」とは何と読むのか?
読み方は意外とそのままで「しんみみぶくろ」と読みます。

何だかちょっと聞きなれない言葉だし、「新」とつくからには何か元があるのではないかと思いますよね。

タイトルの由来としては、江戸時代に怖い話や不思議な話を集めた「耳嚢(みみぶくろ)」の著者「根岸鎮守(ねぎししずもり)」の志を継ぐという意図があります。

本作品の著者はジブリの作品もいくつか手がけたり、空想科学読本などの企画・構成を手掛けた「木原浩勝」さん。

そして、あの幽霊を映像に収めた「恐怖の百物語」というテレビ番組の放送作家や、数多くの怖い話を手掛けている「中山市郎」さんの二人での共著です。

私も改めて知ったのですが、「新耳袋」が初めて出版されたのは、1990年。
扶桑社より『新・耳・袋 – あなたの隣の怖い話』として出版されましたが、その後絶版となってしまいました。
しかし、1998年にメディアファクトリーより『現代百物語「新耳袋」第一夜』として再版がスタートし、「現代怪談=新耳袋」と言われるポジションを確立し、「怪談を語る前に新耳袋を読め!」と言われているほどです。

現在は、文庫版も出ているので、単子本じゃ重いし、通勤時に読みづらいという方は文庫版がおすすめですよ。

う~ん、怖い話は好きなんだけど、やっぱり読むのって苦手って方!ご安心ください、DVDや動画サービスでも新耳袋はあります!!

 

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