妖し怪しネット管理人hakoのプロフィール

プロフィール

初めまして。妖し怪しネット管理人の「hako(ハコ)」と申します。
この度は、私のプロフィールをご覧くださりありがとうございます。
少しでも読者さまが管理人「hako(ハコ)」に親近感を持っていただけたらと思い作成しました。

1.hakoってこんなやつ!簡単なプロフィールをご紹介します

 

名前 hako(ハコ)
生年月日 8月13日生まれ、怪談の日生まれ✨怪談好きとして唯一誇れること!
生まれ 日本の上らへん。怪異が多い

2.何故hakoは怪談が好きになったのか?

私が幼少の頃は空前のオカルトブームでした。ポンキッキーズで「トイレの花子さん」がアニメで放送されていたし、「地獄先生ぬ~べ~」がアニメでやってたし、金曜ロードショーでは定期的に「アダムス・ファミリー」がやってたし、ゲゲゲの鬼太郎もアニメで放送されていて、児童書向けの「怪談レストラン」や映画「学校の怪談」やアニメも「学校の怪談」が公開され、夏になれば「こたえてちょーだい!」で江原さんの霊視鑑定や心霊体験の実現ドラマ、みのもんたさんがやっていたお昼の番組の「あなたの知らない世界」で視聴者から「こういう霊体験で困っている」などが恒例で、ドラマも「X-file」や「奇跡体験!アンビリバボー」で心霊写真特集が「杉沢村」など空前のオカルトブームでした。

その影響もあって元々心霊/オカルト界隈に対して、猜疑心を抱くより興味心の方が勝っていたのですが、オウム真理教などの事件などもあってテレビが心霊/オカルトを取り扱わなくなったため、私はネットで怪談を漁るようになりました。

当時見ていたのはいたこ28号さんが運営している「あっちの世界ゾーン」や2ちゃんねるの通称「洒落怖」のスレッド。まだYoutubeも登場しておらず、テレビが一切心霊を扱わなくなった中、私はネットの世界で怪談を読み漁るようになりました。

暫くはネットで怪談を読み漁る日々が続いていたのですが、段々大人になるにつれ怪談から離れていき、本も怪談よりファンタジー小説や乙一さんや京極夏彦さんなどの推理小説やラノベに移行していきました。

しかし、ある日久しぶりに怪談の本も見てみよう~と思ったら、今まで見たことのない装丁の鮮やかな本がズラリ…

それが、中山市朗さんと木原浩勝さんの「新耳袋」でした。

新耳袋のあの色鮮やかな装丁を目にした時、なんだ!?この本!!という衝撃を受けました。
(単行本を持っている方は共感いただけると思います!)

そして、内容を見て体に稲妻が走りました。

私が怪談に求めていたものが全てこの本の中にあったんです。

新耳袋は今まで読んできた怪談本の全ての常識を覆してくれました。

それは、中山さんや木原さんがインタビューした人の話をそのまま記すこと。

新耳袋を読んできた人は分かると思うのですが、新耳袋って1ページで終わる怪談が結構あります。

そこに「この現象はきっとこういうもの」という考察も、中山さん木原さんが思ったことも書かれていない(書かれていてもほんと少ない)。純粋に不思議/奇怪な体験をした人が話した文章がそのまま綴られている点が、当時の私にとっては斬新で革命でした。

新耳袋を見つけた当時、私は学生だったのですが、通学の電車の中で同年代の子がどこの化粧品が安くて良いとかあのショップの服が欲しいとかなど学生らしい会話をしている中、私はあの色鮮やかで、よく見ると細かい文字が書かれているちょっと不穏な装丁の本をアジカンを聴きながら嬉々として読んでいました。

同級生の子に怪談好きという子も居なく、TwitterもYOUTUBEは登場していたものの、日本全体で流行していた訳ではなかったし、周囲の人も誰もやっていませんでした。令和の今の時代のようにググれば怪談好きな人が好きそうな本をお勧めしてくれるサイトも記事も少なく、私が純粋な怪談と出会う為には新耳袋だけとなりました。

暫く、新耳袋が私の怪談の聖書となっていましたが、まだまだそこまで怪談がめちゃ好き!と言える程ではなかったと思います。

ここで、私はある番組を目にします。記憶が曖昧なので間違っていたら申し訳ないのですが、「不可思議探偵団」という番組で怪談バトルをする回があった時、ぁみさんの怪談を見た時、またもや衝撃が走りました。

「なんだこの人の怪談は!?」

私の怪談本の聖書である「新耳袋」みたいな怪談の密さ、不気味さ、戦慄…そして、なんと言っても喋りの上手さ…
それから怪談を語る人を「怪談士」「怪談師」と呼ぶことを知り、ぁみさん経由で今はメジャーの怪談師さんを知り、怪談にも「実話怪談」「人怖」「厭怖」「不条理怪談」などの様々なジャンルがあることを知り、その後事故物件住みます芸人松原タニシさんに出会い、世の中がまた空前の怪談ブームになりました。

話が全く逸れてしまいましたが、私が怪談が好きなのは単純に「面白いから」と「そんなこともあるやろ~あるある~!」です。

科学的な現実主義者の方からすれば、神様や怪談や心霊やオカルトは冷静に考えてあり得ないことでしょう。

私も妄信的に怪談を信じている訳ではなく、幽霊が視える人全てが本当に視えている訳ではないと思います。だからと言って、視えている人が嘘吐きだ!ということでもありません。

オカルトとカルトは分けて考えるべきだと思いますし(スパモン教は好き)、都市伝説が陰謀論になってはエンタメとして楽しめないのでは(陰謀論はそれはそれで楽しめる)と思うし、「視えている」からと言ってその人の話を全て信用するのはやや危ゆいかな(けれど、怪談として好き)とも思います。

けれど、どう考えても説明のしようのない事が現実世界で起きていることを、私はただ純粋に楽しみたい。そして、現実世界で突然事故に遭うように、奇怪なことに遭遇する時があるのではないのかと。もし、あの世があるなら、幽霊が居たっておかしくないな、不思議なことが起こってもいいよな、うわぁ~本当に幽霊/神様/妖怪/祟り/UMA/呪いetc…ってあるじゃん!って感じで怪談を楽しんでいます。

NHKでやっていた「怖い絵本」の番組で京極夏彦さんが「死んだ後のことは誰も分からない。分からないから怖いんですよ」的な事を仰った時、怪談にも通じるなと思いました。自分が体験したことがない+見えない何かしらの「力」を目の当たりにした時、誰もが恐怖する。

また、私の愛読書である京極堂シリーズの「姑獲鳥の夏」で京極堂が「徳川家康は信じるのに、同じ様に具体的な場所や容姿が記録に残っている妖怪を信じないのは何故か」と関口に問いかける場面があります。私は関口同様、めちゃくちゃ狼狽しましたし、京極堂の言ったことに何も言い返せないでしょう。

その人が見た/経験した記録があるのなら、人ではないモノだとしても、それは本当のことなのではないのか。世の中には触ってはいけないモノ/事柄があるのではないのか。死んだ後の事は誰も分からないからこそ、私はそういう世界があると信じたいと思いたいだけなのかもしれません。

ジブリの平成狸合戦ぽんぽこを見ては狐や狸に化かされてみたいと思ったし、こっくりさんが流行り自称霊感強い子が「幽霊が来てる」と言えばめちゃくちゃビビったしパニックになって先生に怒られたし、洒落怖スレッドを見て何かの因果/関係なくとも怪異に遭遇してしまう体験をしてみたいと思ってましたし、今も思ってます。いたこ28号さんがいつか言っていた「怪談は文化」という言葉を胸にこれからも怪談を楽しんでいきたいと思います。

 

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